Q&A
よくいただくご質問
住宅・建築・不動産について多く寄せられている質問をご紹介しております
- ZEH(ゼッチ)とは。
ZEHとは、快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備により、できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電などによりエネルギーを創ること
で、1年間で消費する住宅の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅のことをいいます。弊社はZEH対応の建築物の普及推進を実施しておりま
す。ZEHビルダー制度の必要性については、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業では、ZEHの住宅を新築、または改修した場合に補助金が支給さ
れますが、補助金支給対象となるのは「ZEHビルダー」として登録されたビルダーを利用した場合のみです。現在のZEHビルダー登録数は6,300社以上。弊社もZEH
ビルダー登録のビルダーとしてZEHをクリアする住宅を提供しています。また、大事なのは、ZEHの住宅を建てて補助金を受け取ろうとした場合は、ZEHビルダー
として登録されたビルダーを利用しなければいけません。
ZEHビルダー制度が始まるまでは、どのビルダーでZEH住宅を建てても補助金が貰えましたが、今はZEHビルダーとして登録されているビルダーなのか、というこ
とを事前に確認しておく必要があります。補助金等のお問い合わせはお気軽にご相談ください。
- BELS(べルス)とは。
BELSとは、建築物省エネルギー性能表示制度の事を言います。住宅の省エネの評価で☆で表示する制度です。外皮性能と住宅で使われる一次エネルギーの削減ができているかを数値で計算して認定した住宅に☆が最高で5つもらえます。本来建築する建物のエネルギー消費性能を表示することに努めなければならない事になっています。BELSに基づく省エネ性能表示は、2017年4月から、住宅において完全施行されています。
BELSは、第三者機関が認証するため、自己評価で星マークをつけることができないので、客観的な判断で住宅の省エネ性能を図ることができます。
設計一次エネルギー消費性能/基準一次エネルギー消費性能=BEIと言う。この数値が0.8の住宅は☆5つをもらえます。☆が多いほど省エネ性能が優れている住宅だといえます。
☆☆☆☆☆☆ BEI≦0.8
☆☆☆☆ 0.85≦BEI<0.8
☆☆☆ 0.9≦BEI<0.85
☆☆ 1.0≦BEI<0.9
☆ 1.1≦BEI
暖冷房やエコキュートでの給湯など家庭で発生するCO2の量より≦ソーラーパネルで創られるエネルギー(創エネ)によるCO2削減量(換算値として)が同じか多い住宅をZEH、また、一次エネルギーの削減量が20%以上であるとゼロエネルギー住宅として認定するということなのです。
- 住宅の耐震性能ってどうなの?。
日本は地震の多い国です。地震に強い家を建てたいですよね。そこで耐震です。
地震によって家が倒壊しないように揺れを抑えるのが「制震構造」、揺れの力を逃がして小さくしてしまう「免震構造」、揺れても壊れない固い構造にする「耐震
構造」などの種類があります。制震構造と免震構造は似ていますがそれぞれ特徴があります。
制震構造の考え方は揺れを押さえるという考えの下で壁の中などに制震ゴムやダンパーなどで造られた制震装置を取り付けます。外から見ても何も変わりませんが地
震が来たときにはこの壁ががっちりと揺れを少なくしてくれるという仕組みです。
免震構造はは文字通り、揺れを免れる、地震の揺れのエネルギーを吸収して、建物に伝えないようにする装置の取り付けられた構造の家です。家の上部と基礎との
間、土台の部分にボールベアリングや免振積層ゴムなどを取り付けることにより地震の揺れを逃がして建物上部にるれを伝えない構造になります。
制震装置は比較的安価で設置できますが、中には倒壊近くになってから効き始める製品もあるので採用には十分注意が必要です。免振構造は性能は優れていますが高
価でなかなか採用できません。
では、耐震構造とは?最近よく聞かれる直下率という言葉をご存知ですか?
◎一階の柱の位置と二階の柱の位置を合わせる。
◎一階の耐力壁と二階の耐力壁の位置を合わせる。というのが直下率についての考え方です。
こうすることで地震による揺れを1.2階同じ方向に受け止め、建物に無理な力をかけないことによって損傷を防ぎます。
また、建物の構造躯体と筋交いなどの耐震に必要な部分を補強金物を利用してがっちりと固定させ、揺れによるズレも防ぐようになっています。
しかし、耐震構造については建物を揺れることに強い構造にしているので建物内部の家具などは転倒の危険があります。
タンスや食器棚、本棚などはきちんと固定をしましょう。
地震大国と言われる日本ではどこに住んでいても大きな地震に遭遇する確率は低くありません。
建てたばかりの家を地震によって失う人も少なくありません。
また、家屋の倒壊や家具の転倒による圧死の危険性。阪神淡路大震災時には火災による死者も多く出ました。
あれから16年。
そのときの教訓を生かして、地震で犠牲になる人をひとりでも減らすことのできるような家造りをする必要があると思います。
弊社の建物は枠組み壁構造一般にはツーバイフォー工法と言われている工法を使用しています。
もともと、壁のパネルと床のパネルを組み合わせることにより6面体の強固な耐震構造になります。そこにさらに、制震ダンパーを
組み込むことで地震の揺れが3mmから効きだして地震の揺れを1/2以下に抑えることができる住宅にすることができます。しかも。
繰り返し何回もの地震に耐えるのです。大事な家ですから、丈夫で地震の心配のない家のほうが良いですよね。